レーザー彫刻

どうして、ステンレスが発色して見えるの? 私たち人間 が「色」を「色」 として認識するのは、対象の物に反射した光を見ているからです。

 
よって、青ならば青色の光のみを反射させて、他の光は 吸収されてしまうように加工すれば、 塗料などで着色しなくとも青色が付いているように見え ます。さて、ステンレスの表面は元来クロムを主成分とする透明な被膜に覆われています。
この透明な被膜の厚さをレーザー彫刻によって千分の一 ミリ単位で変化させることによって、 それぞれの色の反射度合いを出し、様々な美しい発色を 生み出しています。

この発色被膜は非常に薄いので、塗料やメッキ等と異な り素材表面の風合いを損なうことなく ステンレス表面を彩ることができます。